本照寺
本堂・山門・東門・鐘楼は高槻市の有形文化財に指定されています
浄土真宗本願寺派(西本願寺)に所属し、本願寺第七世存如上人の開基と伝えられています。かつては樹齢700年の国の天然記念物「富寿栄之松」が境内一面に威容を誇っていましたが、昭和45年に老枯し、現在は門前に残された樹根や切り株で作った直系2メートルの火鉢等でその壮大さを想像することができます。
本照寺:DATA | |
所在地 | 〒569-0814 大阪府高槻市富田町4丁目4-27 |
TEL | 072-696-0639 |
FAX | 072-696-0622 |
URL | |
施設内容 | お寺、寺院 |
営業時間など | 09:00~17:00年中無休 |
駐車場 | 50台 |
アクセス | (最寄駅) ○JR京都線・摂津富田駅から南へ徒歩約10分 ○阪急京都線・富田駅から南へ徒歩約10分 |
お役立ち情報 | ○メモリアルホール…葬祭式場(イス席100名)、宗派を問わずご利用いただけます。 ○納骨堂…御遺骨の一時預かり可 ○仏事の相談 |
本照寺の地図
お寺・寺院/本照寺の詳しい情報です!
【本照寺の歴史】
当時の開基は蓮如上人の父である本願寺第七世存如上人と伝えられていますが、それ以前に仏光寺系の道場として寺内を形成していました。そこに存如上人の弟子「正信」が来錫し「光照寺」と公称しました。
蓮如上人は寛正・応仁の頃から、しばしば富田に足を運ばれ、光照寺の南隣に坊舎を設け、そこで『教行信証』を書写されたといわれています。そしてその坊舎を第八男蓮芸に付属し、教行寺として創建されました。当時、本願寺の番衆であった光照寺は蓮如上人が富田にお越しの際には、常にそのお待ち受けをしたのでありました。
その後、東西分派によって、教行寺は東の教如上人に属し、光照寺は本願寺十二世准如上人のもとにとどまり、本願寺第十三世良如上人の弟、養寿院良教が九代住職として入寺した際、本願寺の「本」を下付され「本照寺」と改称しました。
それ以降本願寺第二十一世明如上人の弟「沢依」が入寺し、本照寺第十七代住職となった際、「日野」を姓としました。
現在は摂津十二日講の本寺として、御消息披露法要が4年毎に実施されています。
【高槻市有形文化財】
本堂は寛政十年(1798)に再建されたものであり、寛政元年(1789)の火災により本堂・大玄関・式台・太鼓堂などを焼失し、十年の歳月をかけて十間四面の現本堂が再建されました。
その後、二百年を経て本堂をはじめ諸施設も荒廃したため、本堂大修復並びに境内整備に着手し、平成2年(1990)高槻市文化財に指定されました。
本堂に続いて平成17年に山門・鐘楼・東門が高槻市文化財に指定されました。鐘楼・東門は寛政元年の火災を免れており、現本堂より以前の建立で、江戸時代中期頃の様式であります。
【主な法要行事】
修正会 1月1日 午後2時
春季彼岸会 春分の日と翌日 午前10時・午後2時
お盆法要 8月16日 午前10時
秋季彼岸会 秋分の日と翌日 午前10時・午後2時
報恩講 11月1日・2日 午前10時・午後2時
内仏報恩講 12月14日 午前10時・午後2時
除夜の鐘 12月31日 午後11時30分
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