崇真寺
開運厄除・まんが日本昔ばなしで放映された犬を切ったお不動様
遥か昔から、今に伝わる伝説の舞台。
春の桜、新緑、そして静寂の雪景色・・・
訪れる人の心の中に潤いを与えてくれる。
数々の歴史を醸し出す建造物や彫刻・仏像。今も時代を刻み続ける深さと素晴らしさがあります。
崇真寺:DATA | |
所在地 | 〒321-3303 栃木県芳賀郡芳賀町大字稲毛田1400 |
TEL | 028-677-2414 |
FAX | 028-677-2685 |
URL | |
施設内容 | お寺、寺院 |
営業時間など | 08:00~17:00休業日 要問合せ |
駐車場 | 駐車料金 無料 |
アクセス | (最寄駅) ○JR線・宇都宮駅・東口出口 (その他) 柳田街道直進、祖母井より5分 |
お役立ち情報 | 12月31日の大晦日の夜から1月1日早朝まで境内にて厳修されるお焚き上げ、初詣にお出かけ下さい。開運・幸福の甘酒を無料にてお飲み頂けます。 |
崇真寺の地図
お寺・寺院/崇真寺の詳しい情報です!
■桜の名所■
栃木県の桜の名所100選に選ばれた境内の桜。見頃は4月初旬。
(花見にお越しの際は、開花状況等お問い合わせ下さい。)
■TBS「まんが日本昔ばなし」で放映された昔ばなしの舞台が、今も息づく・・・■
下野国は芳賀・稲毛田にある崇真寺に、十歳ぐらいで、いたずら盛りの智念という小僧がいた。
ある日、和尚さんがいつものように、仏様にお供えした物を片付けに本堂へ行ってみると、きれいになくなっている。はじめのうちは、小僧たちの仕業だろうと思って黙っていたが、毎日、毎日続くので、さすがの和尚さんも腹を立て、小僧たちを集めて尋ねた。
すると、小僧たちは口をそろえて、智念に疑いをかけた。智念は、取った覚えがないのでけろっとした顔で否定した。しかし、かえって和尚さんを怒らせ、疑いが深まり、盗人として強く責められた。大変悲しく思った智念は、身の潔白を晴らすには、盗人を明らかにすることだと思って毎晩夜遅くまで見張った。しかし、子どもなのでどうしても眠くなって寝てしまう。そこでお不動様に願いをかけることにした。三、七、二十一日間、汁絶ちをして、毎晩遅くまでお経を唱えて祈願した。二十一日目の満願の夜、智念がお祈りを終えて、石段を下り始めた時、後方で「ギャオーッ」と闇(やみ)夜を貫くけたたましい叫び声が聞こえ、智念はハッとした。急いでお不動様のお堂へ戻ると、そこには小牛ほどの大きな白い犬が、血まみれになって倒れており、あたりにご飯やお煮しめなどのお供え物が、散乱していた。
「お不動様!」智念は思わず手を合わせ、お不動様を見上げた。目はらんらんと輝き、口を真一文字に結んでいるお不動様。手に持った剣の先からは、血がポタリ、ポタリとしたたり落ちているのだった。
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