龍象寺
安産・子授けの最古級の霊刹、宮内庁腹帯献納所、聖武天皇勅願寺
奈良市柴屋町にある真言宗の寺院で宝寿山龍象寺(りゅうぞうじ)と号する。寺伝によると、第四十五代聖武天皇の勅願所として天平二年(730)行基菩薩が創建、自ら彫刻の地蔵菩薩を安置し本尊とした。以来歴代皇族勅願所として、また一般民衆の安産、子授けの「帯解子安地蔵尊」と尊崇されてきた。
○日本最古級安産祈願所
龍象寺:DATA | |
所在地 | 〒630-8433 奈良県奈良市柴屋町177 |
TEL | 0742-61-6720 |
FAX | 0742-61-6720 |
URL | |
施設内容 | お寺、寺院 |
営業時間など | |
駐車場 | 駐車料金 無料 (境内) |
アクセス | (最寄駅) ○JR桜井(奈良→京終→帯解)線・帯解駅・正面出口徒歩2分(駅前50m) (バス) ○下山町停留所・10分 (車) ○タクシーでJR奈良駅から約1500円 ○タクシーで近鉄奈良駅から約2000円 (その他) ◎奈良市柴屋町(帯解本町)177 ◎JR帯解駅を出て正面(やや右)50m |
お役立ち情報 | 昔から光明皇后をはじめとして、宮中(宮内庁)及び一般民衆の安産、子授けの『帯解子安地蔵尊』として尊崇されてきました。本尊の地蔵菩薩は重文級、藤原期の作です。尊顔はやさしく大慈悲の御力を放っておられます。本堂の天井には霊験あらたかな帯解龍が狩野派の画人によって描かれています。その他、弘法大師(子安大師)弁才天、訶梨帝母の諸尊が安産の為に安置されています。大和北部八十八ヶ所霊場第六十七番札所です。 |
龍象寺の地図
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■龍象寺(帯解・広大寺奥之院)
◆奈良市柴屋町にある真言宗の寺院で宝寿山龍象寺(りゅうぞうじ)と号する。
寺伝によると、第四十五代聖武天皇の勅願所として天平二年(730)行基菩薩が創建、
自ら彫刻の地蔵菩薩を安置し本尊とした。以来歴代皇族勅願所として、
また一般民衆の安産、子授けの「帯解子安地蔵尊」と尊崇されてきた。
龍象寺の西側に大きな溜池があり広大寺池と言う。
この池は聖徳太子が秦河勝(はたのかわかつ)に作らせたと言われ、
ここに建てられた広大(光台)寺の奥の院と言われている。安産信仰の寺で、
通称「おびとけ奥の院」と言われる。
○むかしむかしの子守歌―ここはおびとけおびをたばるは子安の地蔵奥の院―
◆当寺は通称、帯解本町の中心にあり、昔から安産・子授けの霊刹として有名である。
寺紋は16枚の菊紋にて古来から宮中と深い関係にある。
○ある時、本尊地蔵菩薩に子供を失った婦人が参拝し、自分の子供を今一度抱きしめたいと願ったところ、
地蔵菩薩は、生命の世界からその子の魂を引きよせ、掌にのせて婦人に渡したと伝える。
○天井の大画像の帯解龍は夜な夜な前の広大寺にて遊び、
天井に戻る折、その雫をぽたぽたと落としていたという。
○本堂の右前にその大龍が好んで巻きつく桜が聳えている。
○寺宝として光明皇后御自筆の経巻があったが、目下所在不明。
○本堂に一条法院官の扁額があり、梵鐘には常応心院宮大機文乗女王の御染筆がある。
(円照寺との関係)
○山門は藤堂藩古市陣屋から移され、帯解小学校の最初の校門となり、
昭和30年10月当寺に移転、文化財として保存。
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